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株式会社 東洋ユニオン

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事業案内

レーザー除染事業

レーザー除染とは

レーザクリーニングは、レーザアブレーションと呼ばれるレーザー照射による物質の蒸散を利用する加工プロセスである。パルスレーザをスキャナで走査し、材料の最表面層に照射することで、表面のコーティング層、あるいはコンタミ層(腐食層・汚染層など)を蒸発させる。同時に材料の表面にはマイクロプラズマが生成し、その衝撃派、熱膨張圧で目標物が破壊され蒸散、除去する事を原理とした技術である。
適正なレーザパラメータを選択することで母材に損傷を与えることなく、安全にコンタミ層のみを除去することができる。生成した飛散物はバキューム装置で吸引し、フィルターに吸着させることにより回収が可能である。
新たな二次廃棄物を発生させない事も特徴とされます。

レーザー除染装置の導入目的

・レーザー除染技術は、従来の高圧洗浄やブラスト等の既存除染技術と比較し二次廃棄物の少ない洗浄技術である。更に斫りや機械的除染技
 術と比べ反力が極めて少ない為、ロボットアームなどを利用した遠隔操作に有利的である。
・非接触であるレーザーの特徴を活かした遠隔操作によるレーザー除染を行う事で除染・廃炉作業時の作業員の被ばく低減を実現するもので
 ある。

技術概要

レーザー除染装置の特徴(仕様・性能など)

・レーザー光を使用した「非接触型」除染装置
 照射時、汚染物は「蒸散」する為、残留物が発生しない。
・汚染水、二次廃棄物はほぼゼロである。
・負圧環境内での照射により発生粉塵は集塵機に常時回収され飛散
 は無い。
・ファイバーケーブルは、最大で100mまで延長可能。現場作業性
 に優れた照射を実現。
・反力が無い為、遠隔自動装置の併用が可能。
・表面性状(鉄・非鉄・コンクリート)に合わせパルス~CWの切
 替選択が可能。

レーザー搭載・遠隔除染装置の開発(案)

    実証機…計画中

その他 [性能・留意点]

レーザー遠隔除染ロボ(イメージ図)